※日本ではおそらく馴染みの薄い概念が出てきます。これを機に、若干中国語の投資用語や法律用語を説明できればと思います。
先日、上海交通大学と上海財経大学がサポートするベンチャー孵化センタービル※1にて、ベンチャー企業向けの株式運用セミナーを開催しました。一時間半という限られた時間の中、要点を押さえて伝えたことができました。起業家たちからのレスポンスが素晴らしく、30分のフリーQAの時間は予定したものよりも一時間近く延長しました。
※起業を促進するため、政府主導のもとに、ベンチャー企業の起業に各種有利な政策やインフラを享受できる区画で、通常孵化産業園区と言われる事が多い。ベンチャー企業は卵というイメージからでしょうか。英語はBusiness Incubators。

講演プログラムは以下の通り:
- 株権※2とはなにか
- どのような事項で株権の構造が変化される
- 株権激励※3
- 企業価値の評価
- 株権に関する税務要点
- スタートアップベンチャー企業で起こりやすい紛争
- 既定問題QA及びフリーQA
※2中国では、株=股という前提で、株式を「股份」「股票」「股权」をわけで表現するのは非常に一般的で、それぞれ、「割合」「株そのもの」「権利」を強調する側面を持つが、専門家でない場合は乱用される傾向も強いです。
※3いわゆるインセンティブストックオプション。中国ではベンチャー企業のみならず、広く馴染みのある手法です。
元々いただいた注文のテーマは株権構造と株権激励といった問題だったけれども、客層を考慮すると、これらと関わる会計知識もある程度必要かと考えました。従いまして、株権構造と株権激励をセミナーにおいてメインで伝える上、適宜にベンチャー企業経営者が関心を持つ問題である企業価値と税務問題を取り上げた形でした。特に非公開企業にとって、企業価値のいくつかの算定方法は重要なポイントであり、多くの起業家はそれに関心を持つが、詳しい方は少ない印象でした。

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